「メッシ憑依してた」 G大阪救った“大学生”FW、芸術的ゴラッソに喝采「世界レベル」

特別指定選手のFW山見大登、清水戦に初出場し値千金の決勝ゴール

ガンバ大阪は13日、J1リーグ第24節で清水エスパルスと敵地で対戦し、1-0と勝利した。苦しい試合展開のなか、後半37分に特別指定選手のFW山見大登がJリーグデビュー戦で決めたゴラッソが大きな話題を呼んでおり、ファンからも「メッシ憑依してた」「これはやばい!!」など称賛の嵐となっている。

7月下旬から連戦が続き、2連敗で迎えたアウェーの清水戦。雨が降るなかで行われた一戦は、序盤から両者ともにチャンスを作りながら1点が奪えない展開が続いていた。G大阪の松波正信監督は、後半途中から立て続けに選手を交代。後半31分にはMF倉田秋に代えて、2022年シーズンからの加入内定が決まっている関西学院大4年のFW山見を投入した。

5日に特別指定選手としてチームに登録されたばかりで、清水戦が初のベンチ入りとなったアタッカーは、チームを救う輝きを放つ。最終ラインからのロングパスに反応し、正確なトラップでボールをコントロールすると、敵陣右サイドに流れて中へカットイン。前方に相手2人がいるなかで左足を振り抜くと、美しいカーブを描いた一撃がファーサイドのネットに吸い込まれた。

日本代表GK権田修一も触れない完璧なコントロールショットを、Jリーグ公式インスタグラムが「初出場で衝撃のゴラッソ!!」と綴れば、DAZN公式ツイッターも「切り返しから左足で鮮やかにスーパーゴールを沈めた」との一文を添えてゴール動画を投稿。ファンからも「メッシ憑依してた」「とんでもないゴラッソ決めたな!」「スペインのアセンシオみたいなシュート」「これはやばい!!」「将来楽しみな選手」「世界レベルのシュート」など、下位同士の戦いで勝利を呼び込んだ“大学生”のJリーグデビュー弾に、称賛の声が殺到していた。

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