G大阪FW一美和成が徳島へと完全移籍「新しい環境に身を置いてチャレンジしたいという気持ちを抑えることができず…」

ガンバ大阪のFW一美和成徳島ヴォルティスへと完全移籍することが発表された。

一美は2016年にG大阪入り。2018シーズンにトップチームデビューを果たした。その後は、京都サンガFC、横浜FCへの期限付き移籍を経験。

今季からG大阪に戻り、リーグ戦18試合1ゴールを挙げていた。 一美は徳島への移籍に「突然の報告で驚かせてすみません」としつつ、理由をこのように説明している。

「皆さんの前で直接報告できず申し訳ありません。ガンバ大阪という日本を代表するクラブでプロとしてのキャリアをスタートさせていただき、はじめは右も左も分からず戸惑う毎日でしたが、U-23の監督でいらっしゃった實好礼忠さんや宮本恒靖さんを始めとするコーチングスタッフの皆さん、フロントスタッフの方々、チームメイトそしてファン・サポーターの皆様のおかげで少しずつ成長しプロサッカー選手としてここまでやってくることができました。心から感謝しています」

「自分の目標はガンバのリーグ優勝に貢献すること、そして東京五輪に出場して活躍することでした。そのために2年間の期限付き移籍を経験させていただき、今シーズンは成長した姿を見せチームに貢献したいと考え復帰を決断したのですが、現実は厳しく、思うようにチームの力になれないとても苦しい半年間を過ごすことになってしまいました。そんな時に徳島ヴォルティスさんからお話をいただき、ガンバがこの厳しい状況を抜け出すために一致団結して戦っている中で、対戦したばかりで順位の近いチームに移籍してしまって良いのか、本当に悩みました。しかし、ガンバに入団した時に描いた夢を実現できなかったいま、自分の立ち位置をもう一度見つめ直し、プロ選手として新しい環境に身を置いてチャレンジしたいという気持ちを抑えることができず、今回の決断をすることになりました。全ては自分の力不足が招いたことではありますが、この悔しさを忘れず、自分自身の決断に責任と覚悟を持って、サッカー選手としても一人の人間としても成長していくことができるように頑張っていきたいと思います」

「このような厳しい状況で自分を送り出してくださったクラブ関係者の皆様、いつも支えてくれたチームメイト、そしてこんな自分を応援してくださっていた青黒のファン・サポーターの皆様、これまで本当にありがとうございました。ガンバ大阪の残りシーズンの成功を心から願っています」

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