【プレビュー】赤黒と青黒の激突。札幌とG大阪が連勝をかけてぶつかる | Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは、7月30日に延期されていた第4節の1試合が開催される。ここ7試合で4勝2分と好調な北海道コンサドーレ札幌が前節の劇的勝利で降格圏から抜け出したガンバ大阪をホームに迎える。

勝点を30台に乗せ、残留争いから完全に抜け出したい北海道コンサドーレ札幌と降格圏を抜け出した勢いのまま上昇気流に乗っていきたいガンバ大阪が真夏の北の大地でナイトゲームを演じる。

ホームの札幌にとってまず気になるのは試合感覚の部分。連戦の最中、十分な休養を取れた見方もできるが、前節・ベガルタ仙台戦からは20日間経っており、試合の入り方や90分のマネジメントの部分ではいつも以上に意識を研ぎ澄ませたい。

その上でポイントになるのがどう相手を揺さぶり、フィニッシュに持ち込むか。ボールを持てる展開になりそうであるが、守備陣が安定しているG大阪を崩すためには大胆な崩しも必要になってくる。選手それぞれのアイディアや個性、組み合わせを生かしながらゴールに迫っていきたい。

札幌はちょうど順位表の真ん中、10位に位置しているが、ここ7試合は4勝2分1敗と大きく勝ち越しており、この試合からはホーム3連戦。良い流れを継続し、上位陣の背中を追い掛けていくためにも勝利で後半戦のスタートを切りたいところである。

対してG大阪はハードスケジュールが続く。AFCチャンピオンズリーグを戦ったウズベキスタンから帰国後、ここまですでにリーグ戦4試合を消化。ここまで2勝2敗と五分の成績だが、27日の大分トリニータ戦では劇的な勝利を挙げた。先制を許す展開ながら終盤にFWレアンドロ・ペレイラのゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムにエースのFW宇佐美貴史がボレーシュートを突き刺し連敗を2でストップ。残留争いの直接対決を制し、降格圏からの脱出に成功した。

中2日、3日の連戦が今後も続いていく中でメンバーを入れ替えながら戦っているが、GK東口順昭とDF昌子源やDF三浦弦太らを中心とした守備陣は奮闘を見せており、この4試合で複数失点を喫したのは1試合のみ。チーム全体で見ても粘り強く戦えていることは材料である。

あとはいかにゴールネットを揺らしていくか。前線には一発で勝負を決められるタレントが前線には揃っている。カウンターでもセットプレーでも、決してきれいな形でなくても、ゴールを奪い勝点3を積み上げたい。

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