「ガンバ=パトリックではない」下位低迷も強豪と認める相手に鹿島エヴェラウドは“謙虚な姿勢”で挑む

「鹿島対ガンバは良い試合にもなれば、難しい試合にもなる」

鹿島アントラーズは7月24日、延期分のJ1リーグ第2節ガンバ大阪戦を敵地で戦う。試合を2日後に控えた22日、FWエヴェラウドがオンラインでの取材に応じた。

両チームの消化試合数が異なるが、現時点での順位は8位の鹿島に対し、G大阪は17位と降格圏に沈んでいる。ただし、鹿島の背番号9は「強豪だと心得ている」と警戒を緩めず、次のように意気込みを語る。

「今までの歴史の中でも、鹿島対ガンバは良い試合にもなれば、難しい試合にもなることを理解している。謙虚な姿勢で試合に臨むつもりだが、大事なのは勝点3。アウェーだが、勝利を勝ち取りに行くことを第一に考えて頑張りたい」

またG大阪には、自身と同じく、恵まれたフィジカルを武器に前線の起点となり、力強いフィニッシュでチームを勝利に導くパトリックがいる。同胞のストライカーについて「長い期間、日本で活躍しているし、偉大な選手」と話す一方、「ただガンバ=パトリックではない。彼以外にもクオリティの高い選手が多く、注意しなければならない」と分析する。

1-2で敗れた直近の柏レイソル戦から約2週間ぶりのゲームとなるが、「その期間に良い練習ができたと思っている。できていたところは伸ばして、修正すべきところを修正する作業を繰り返していた」と明かす。

その成果を見せることができるか。昨季は18得点をマークしたブラジリアンは、今季まだ1得点。本来の実力を示すようなパフォーマンスを期待したい。

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