G大阪、国内の戦いが再び! 社長が再開初戦を前に決意表明…「巻き返しを期す」
ガンバ大阪が明治安田生命J1リーグ再開初戦を目前に決意を新たにした。
先月末にJ1リーグの戦いを中断して、ウズベキスタンで集中開催されたAFCチャンピオンズリーグ2021(ACL)グループステージの戦いに臨んだG大阪。12日の帰国を経て、17日に敵地で行われる第21節のアビスパ福岡戦から国内の戦いが再び始まる。
15試合を消化して降格圏内の19位に沈むが、消化試合もかなり残されての再開になるなか、代表取締役社長の小野忠史氏は福岡戦前日の16日、クラブ公式サイトに「Jリーグ再開に向けて」との見出しで声明文を掲載した。
3月に続いて選手2名、スタッフ2名の新型コロナウイルス感染が判明したが、小野代表取締役社長は「いつもガンバ大阪に温かいご声援、誠にありがとうございます」と書き始め、グループH2位で敗退したACLの戦いを振り返り、意気込みを語った。
「AFCチャンピオンズリーグ2021(以下「ACL」)は、コロナ禍での異例のセントラル開催となりましたが、皆さま、夜遅くまでご声援をいただき、ありがとうございました。残念ながら結果は、グループステージ敗退となってしまいましたが、過酷な条件下でのアジアの戦いの経験は、チーム力の底上げとなり、必ずや今後の戦いにつなげてくれることを信じています」
「明日のアビスパ福岡戦から、中2日、3日の過去経験したことのない15連戦という過密日程での厳しい戦いが続きますが、ACLの悔しさをぶつけ、シーズン後半へかけて巻き返しを期すとともに、ルヴァンカップ、天皇杯と残されたタイトルを目指し、シーズン最後まで熱く戦ってまいります」
「一方で、昨日、ウズベキスタンから帰国した選手・チームスタッフ計4名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けました。大変ご心配をおかけしておりますが、4名の早期回復を祈念するとともに、全員でリカバーして戦っていきたいと思います。『TOGETHER as ONE』。ガンバに関わる全ての皆様の力で、ぜひ引き続きチームへの力強いサポートをよろしくお願いいたします」
なお、G大阪は今季序盤の活動休止余波を受けて、今回の福岡戦から東京オリンピック開催期間中も休みなく、9月上旬まで公式戦15連戦のハードスケジュールとなる。