【J1展望】2ndステージ・12節|G大阪 – 柏|「過密日程」が待ち受けるG大阪。「逆転優勝」を狙う柏。ともに負けられない一戦に SOCCER DIGEST Web 9月25日(金)18時0分配信

G大阪――倉田が3試合連続ゴールなるか。

J1リーグ 2ndステージ・12節
ガンバ大阪 - 柏レイソル
9月26日(土)/16:00/万博記念競技場

ガンバ大阪
2ndステージ成績(11節終了時):5位 勝点19 5勝4分2敗 17得点・14失点
年間成績(28試合終了時):4位 勝点51 14勝9分5敗 41得点・27失点

【最新チーム事情】
●柏には11年8月以来、ナビスコカップや天皇杯も含めて1分7敗と8戦勝利なし。
●松本戦で左足首を痛めたDF藤春は欠場か。
●9月25日に長谷川監督が50歳に。
●DF岩下は24日が29歳の誕生日。前節は負傷欠場も、今節の柏戦で復帰濃厚。

【担当記者の視点】
前節の松本戦は苦戦を強いられ、90+3分に倉田のゴールで辛くも追い付いた。公式戦の連勝は2でストップしたものの、第2ステージ7節のFC東京戦以 来、公式戦8試合で負けなしと、昨季のような安定感が見られる。ただ、柏戦を皮切りに、中2日~3日の連戦が続くだけに、勝点3を得て勢いに乗りたい。

柏戦では、藤春が左足首を痛めて欠場の見込み。代わって左SBに入るのはオ・ジェソクだろう。直近5試合で4ゴールのクリスティーアノとマッチアップする場面が増えそうで、この攻防がひとつのポイントとなる。

一方、好材料は倉田の好調ぶりだ。ACL準々決勝第2戦の全北現代戦、11節の松本戦と公式戦2戦連続ゴール中で、今の状態であれば「3試合連続」も十分可能。パトリックや宇佐美への警戒が強まるなか、倉田が再び輝きを放つか。

柏――“足踏み状態”から脱却できるか!?

J1リーグ・2ndステージ12節
ガンバ大阪 – 柏レイソル
9月26日(土)/16:00/万博記念公園陸上競技場

柏レイソル
2ndステージ成績(11節終了時):3位 勝点20 6勝2分3敗 14得点・9失点
年間成績(28試合終了時):8位 勝点38 10勝8分10敗 36得点・34失点

【最新チーム事情】
●右膝前十字靱帯損傷で戦列を離れていた増嶋が復帰し、来週から完全合流予定。
●主にサブ組が出場した柏日体高との練習試合(20分ハーフ)は1-1のドロー。
●中山がU-18日本代表に選出。U-19アジア選手権予選に出場する。

【担当記者の視点】
9節の甲府戦では2点のリードを追い付かれ、続く10節の浦和戦は引き分けかと思われた89分に失点して敗れた。そして前節の山形戦も決定機を活かし切 れずにスコアレスドローと、取れた勝点をあと一歩で逃す“足踏み状態”が続いている。首位・広島との勝点差を考えると、第2ステージ逆転優勝のためには、 もはや1試合も落とせない状況だ。

今節対戦するG大阪は難敵には違いないが、2012年以降は負けておらず、リーグ、カップを含めた公式戦で7勝1分と一方的な成績を残している。今季の第1ステージでも7戦未勝利が続いた低調な時期だったにもかかわらず1-0で勝利を収めた。

ただし、内容を振り返れば、いずれの試合もどちらに勝敗が転んでもおかしくはなく、柏の選手たちは「G大阪は強く、勝負強い」と警戒を強める。柏としてはこの強敵を打ち破って足踏み状態から脱し、優勝戦線へ勢いをつけたい。

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