【プレビュー】堅守を打ち崩すのはどちらのチームか。名古屋とG大阪が求めるのは勝点3のみ|Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは、週末に各会場で第11節が開催される。唯一の木曜開催として22日19時から2位の名古屋グランパスと17位のガンバ大阪が対戦。勝点3を手にするのは果たして。

前節のサガン鳥栖戦で今季初黒星を喫した名古屋と、ここまで6戦でわずか1勝のG大阪が相対する。互いに欲しいのは勝点3だけだ。

名古屋は前節に無敗がストップした。9試合連続無失点の堅守を見せていた名古屋だが、鳥栖に対して序盤に失点。前半終了間際にも失点を献上し、苦しい展開を強いられた。後半、MF稲垣祥のゴールで1点を返すも、終盤の猛攻は実らずそのまま終了。今季11試合目にして初の黒星を喫した。今節の後には首位の川崎フロンターレとの連戦が待っているだけに、G大阪戦では必勝が求められる。

今節の相手となるG大阪とは、昨年2試合で1分1敗と勝利することができていない。なおかつ勝利している試合こそあれど10試合連続複数失点中と、押し込まれている試合も多い。今節はDF丸山祐市とDF中谷進之介の最終ラインを中心に、G大阪の攻撃を抑えることが勝利への近道となる。

一方、G大阪は14日の鳥栖戦に勝利して勢いに乗っていくかと思われたが、前節の清水エスパルス戦はスコアレスドロー。最後まで得点を奪うことができず、勝点1を得ることになった。ここまで6試合で得点1は明らかな課題。ここを改善していくことが勝利を積み重ねていく上でポイントとなる。

前述したようにG大阪は名古屋相手に得点を奪える傾向がある。毎年チームは変わるものだが、その中でもゴールを奪えているのは相性の良さもあるだろう。今節はチャンスを結果に結実させることで勝利に近づきたい。その上で注目されるのがFW宇佐美貴史。チームで唯一、得点を挙げている男のゴール奪取に期待だ。

木曜唯一の開催となる名古屋とG大阪の一戦。得点を奪い合うような激闘の予感が漂う。

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