J村井チェアマン「緊急事態宣言=無観客ではない」5・2大阪ダービー 府は宣言要請

日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第30回会合が19日、オンラインで開催された。

J1のG大阪とC大阪が本拠地を置く大阪府では、新型コロナウイルスの新規感染者が6日連続(18日まで)で1000人を超え、吉村洋文知事(45)は同日、国に対して緊急事態宣言の要請を行う考えを明かした。

5月2日には大阪・ヤンマースタジアム長居でC大阪-G大阪の“大阪ダービー”が予定されている。緊急事態宣言が再び発出された場合、無観客試合も懸念されたが、Jリーグの村井満チェアマン(61)は「緊急事態宣言イコール無観客という話では全くない」との見解を示した。

村井チェアマンは「1年前とは検査体制も違う。Jリーグでは有観客試合が1000を超えたが、観客席でのクラスター発生は1件もない」と強調。最終的には行政の指示に従うという前提で、行政と対話を重ねつつリーグ運営を進めていく考えを改めて示した。

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