G大阪またもノーゴール 攻撃面に課題…今季6試合1得点 ホーム初勝利お預け

「明治安田生命J1、G大阪0-0清水」(18日、パナソニックスタジアム吹田)

G大阪はスコアレスドローで今季ホーム初勝利はお預けとなった。

前半20分にクリアボールを拾ったFW宇佐美が右足で狙いすましたシュートを放つが、クロスバーを直撃。同41分にMF井手口が繰り出した強烈なミドルは左ポストに弾かれるなど運も味方しなかった。

前節・鳥栖戦(14日・駅スタ)で今季5試合目にして待望の初得点および初勝利を挙げた。しかし勢いが続かなかった。今季6試合でわずか1得点。攻撃の課題は解消されていない。宮本恒靖監督は「ペナルティーエリアのラインの高さより奥のプレーを増やしていかないといけない。クロスにしてもより危険なクロスにはならない」と敵陣深くに攻め入る必要性を強調した。

この試合では明大卒のルーキーDF佐藤瑶大がプロ初出場。本職はCBだが右SBで先発した。宮本監督はこの起用について「ここですべてを明かすことはできないが、いろんな要因があり、あそこで瑶大をスタートでということになった。どちらかというとスクランブルのスタート」と説明。DF高尾やMF福田を右SBで先発起用できない事情があったことを示唆した。

佐藤は後半28分に福田と交代するまでプレー。「正直これができたというものはないですが、初めてのサイドバックで、守備では小野瀬さんとコミュニケーションを取れたと思います」とデビュー戦を振り返った。

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