「これが真の昌子源か!」 本領発揮の闘魂スライディング&インターセプトに称賛の嵐
初勝利を手にした鳥栖戦、後半9分に気迫のインターセプトでピンチを回避
ガンバ大阪は14日、AFCチャンピオンズリーグの日程変更に伴って前倒しで開催されたJ1リーグ第18節サガン鳥栖戦を1-0で制し、今季リーグ戦初勝利を飾った。Jリーグ公式ツイッターは、日本代表DF昌子源のスーパーディフェンスを取り上げている。
G大阪は3月9日から関係者8人の新型コロナウイルス陽性反応を受けて活動を休止。約2週間の中断を経て同23日から活動を再開していた。だが、中断前の開幕戦ヴィッセル神戸戦で0-1と敗れて以降、再開後の3日に行われた第7節サンフレッチェ広島戦(0-0)、7日の第8節アビスパ福岡戦(0-0)、11日の第9節柏レイソル戦(0-1)とゴールを割れず、4試合連続で勝利を掴むことができなかった。
迎えた鳥栖戦、0-0で迎えた後半23分、左サイドのMF福田湧矢からファーサイドへのパスをコントロールした元日本代表FW宇佐美貴史が素早く右足を振り抜く。鋭いシュートはゴール左に突き刺さり、待望の今季チーム初得点が生まれた。
守備陣はこの一点を最後まで守り切ったが、Jリーグ公式ツイッターが取り上げたのは、後半9分の場面だ。鳥栖は敵陣で縦パスを受けたMF本田風智がドリブルで持ち上がり、前を走るFW林大地へスルーパス。通れば、G大阪にとってはGKと1対1になるピンチだったが、昌子が林の位置を確認しながら並走し、左腕で競り合いながら最後は気迫のスライディング。鮮やかなインターセプトでマイボールとし、左サイドの味方へとつないだ。
「ガンバ大阪 昌子源選手のディフェンス。相手FWの裏への抜け出しに対して、スルーパスをスライディングでインターセプト」
Jリーグ公式ツイッターが説明したプレーに対し、ファンも「ラスボス感が復活してきた」「昌子はやっぱりバケモノ」「まじで痺れた」「これが真の昌子源か!」と称えていた。