【J1採点&寸評】G大阪0-0福岡|展開力とキックセンスはやはり本物! 新たな司令塔の誕生で宇佐美にも復活の兆し?

G大阪――韓国代表MFチュ・セジョンが初先発。長いボールで正確な配球も

[J1リーグ8節]G大阪0-0福岡/4月7日(水)/パナスタ

【チーム採点・寸評】

G大阪 5.5

広島戦から5人を入れ替えたが、コンディション面のばらつきは否めない。チャンスはあっただけに、勝ち切りたかった。

G大阪――宇佐美にドリブルで剥がす迫力が戻ってきた?

FW

9 レアンドロ・ペレイラ 5(82分OUT)

前半、宮のミスにつけこんだ決定機を決めていれば結果は違った。運動量が少ない分、勝負所ではストライカーらしさを出したい。

39 宇佐美貴史 5.5(90+1分OUT)

チュ・セジョンが組み立てを担う分、安易にポジションを下げることはなく、ドリブルで剥がす迫力にも復活の兆し。後半のボレーは枠に飛ばしたかった

交代出場

FW

32 チアゴ・アウベス 5(68分IN)

相手をはがし、縦への推進力は見せた。しかし、パトリックからパスを受けた決定機は迷いを見せたのかシュートさえ打てず。

FW

18 パトリック -(82分IN)

投入後、チアゴ・アウベスの決定機をお膳立てした。チアゴからのクロスに頭から飛び込み、福岡を脅かしたが得 点ならず

FW

20 一美和成 -(90+1分IN)

高尾同様、終了直前に送り出された。シュート機会は皆無で、サイドに流れてクロスを上げたが効果的なプレーはできず。

DF

27 髙尾 瑠 -(90+1分)

後半アディショナルタイムに投入され、ほぼボールに触れず。一本クロスを供給したが、出場時間が短すぎた。

監督

宮本恒靖 5.5

コロナ感染の影響で難しいマネージメントを強いられるのは分かるが、カードを切るのが遅く、勝ち切ることはできなかった。

福岡――前半の劣勢を凌ぎ、後半はG大阪を押し込む

福岡――前線はチャンスも作り出したが…

FW

9 フアンマ・デルガド 5.5

苦しい体勢でボールを受け、三浦の対応に手こずる。しかし気持ちを切らさず、ピッチに立ったがチャンスでシュートがGKの正面を突く。

17 渡 大生 5(78分OUT)

守勢に回った前半は攻守で中途半端な出来。後半は味方からチャンスをお膳立てされるも決めきれず。特にカウエからのパスは決めたかった。

交代出場

MF

19  田邉草民 6(65分IN)

投入直後は右SHだったが、カウエの交替後は、ボランチにスイッチ。派手さはなかったが、ミスなく乗り切った。

MF

37 金森健志 6(65分IN)

2トップの一角で起用された。疲れたファンマの分まで守備に奔走。チャンスと見るや、速さを生かして嫌なところに入り込んだ

DF

3 エミル・サロモンソン 6(70分IN)

効いていた湯澤に代わって投入されたが異なる持ち味でアクセントに。得点への意欲を見せ、シュートも放った。

DF

13 志知孝明 ―(78分IN)

2列目で攻守にハードワークし。セカンドボールに絡むなど守備でも貢献。カウンター時には推進力も出した。

MF

25 北島祐二 -(78分IN)

待望のJ1デビューを飾った。難しい時間帯での投入も、指揮官から求められている役割を攻守で果たした。

監督

長谷部茂利 6

連戦の中で狙いのある選手起用を見せた。前半は押し込まれたが、後半は攻勢が続き、適切なカードを切りあと一歩のところに迫る。

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