【J1採点&寸評】広島0-0G大阪|約1か月ぶりの試合をドローで終えたガンバ。今季初の勝点獲得の立役者は…
広島――後半は主導権を握るもゴールはこじ開けられず
[J1リーグ7節]広島0-0G大阪/4月3日(土)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6
4-3-3にトライして臨み、後半は主導権を握ってサイドから攻めることはできたが、ゴールはこじ開けられなかった。
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 6
冷静な判断と俊敏な動きでゴールマウスに立ちはだかる。危なげなく無失点に抑えた。
DF
2 野上結貴 6
果敢に攻撃に参加し、切り替えも速い。守備でも綻びを作ることはなく、攻守の貢献度は高かった。
4 荒木隼人 6
ビルドアップに課題はあったものの、エリア内では集中して守る。危険なところでは身体を張り無失点。
33 今津佑太 6
ブラジル人FWにもフィジカルコンタクトで負けることはなかった。前半終了間際のチャンスを決めたかった。
24 東 俊希 6
敵陣では工夫してポジションを取ったが、サントスとの連係はこれから。守備は堅実だった。
MF
29 浅野雄也 5.5(83分OUT)
カットインして左足を振り抜く形を何度か作ったが、多くの相手がいる場所に飛び込んでいく場面も。
8 川辺 駿 5.5
タイミングよくボックス内に入るシーンもあったが、フィニッシュの場面で相手に捕まった。
広島――4-3-3に手応えは掴むも…
MF
6 青山敏弘 6
後半は両サイドをうまく使い分けて支配力を高めた。勝ち切れなかったが、手応えある内容だった。
10 森島 司 6(86分OUT)
インサイドハーフで豊富な運動量で攻守によく関わる。ゴール前へ飛び込んでいく回数も多かった。
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5.5
敵陣でボールを奪ったシーンも。この日も献身的にチームに貢献したが、得点は奪えなかった。
37 ジュニオール・サントス 5.5(83分OUT)
ドリブルは迫力あり多くのチャンスも作ったが、ロストも多かった。もっと周囲との連係を深めたい。
交代出場
MF
18 柏 好文 -(83分IN)
決定的なプレーはできなかった。
MF
14 エゼキエウ -(83分IN)
チャンスを作ることはできず、守備がルーズになって味方から叱責を受ける場面もあった。
MF
41 長沼洋一 -(86分IN)
森島に代わって試合終盤に出場。リーグ戦の出場時間は短いが、信頼は少しずつ高まっている。
監督
城福 浩 6
トライした4-3-3には手応えを掴んだが、ゴールをこじ開ける作業に関しては依然として課題。
G大阪――粘り強い守備で無失点に切り抜ける
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
約1か月ぶりの試合。得点は奪えなかったが全員で粘り強く守り、勝点1を積み上げて再スタートした。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
前半終了間際のセットプレーからのピンチを好セーブで救う。ミドルシュートも冷静に対処した。
DF
3 昌子 源 6
ペナルティエリア内での対応力の高さを発揮。後半は苦しかったが、チームメイトを鼓舞しながら守った。
4 藤春廣輝 6
押し込まれて数的に足りない場面もあった。特に後半は苦しかったが、決定的なピンチは招かなかった。
5 三浦弦太 6
サントス、森島がゴールへ向かってきても簡単にはシュートを打たせず。個の対応力は高かった。
27 高尾 瑠 5.5
サントスのドリブルへの対応には苦労。後半は厳しい状況が続く時間帯もあったが、粘り強く守った。
MF
8 小野瀬康介 5.5(83分OUT) 鋭いドリブルは見られなかった。サントスの対応に援護が必要だったことで後半は疲労が濃くなった。
10 倉田 秋 5.5(68分OUT)
前半は良いリズムの時間帯もあってボールに絡む回数も多かったが、後半は絡む回数が減ってしまう。
G大阪――レアンドロ・ペレイラは古巣相手に見せ場を作れず
MF
15 井手口陽介 6
12キロ近くを走って広い範囲をカバー。厳しい時間帯も足を動かして味方を助けた。
29 山本悠樹 5.5(83分OUT)
後半はもっと自分たちの時間を作りたかった。前半に自陣で失ってピンチを招く場面も。
FW
18 パトリック 5.5(68分OUT)
前半はクロスに迫力をもって飛び込む場面もあったが、シュートは打たせてもらえなかった。
32 チアゴ・アウベス 5.5(61分OUT)
セットプレーも含め、得意の左足のキックを披露する場面を多く作れないまま交代となる。
交代出場
FW
39 宇佐美貴史 5.5(61分IN)
劣勢の中で試合に入ったが、状況を好転させることはできなかった。試合終了間際のFKは枠外へ。
FW
9 レアンドロ・ペレイラ 5(68分IN)
古巣相手に見せ場は作れないまま終了。ゴールを狙える位置でボールをもらえず、消化不良に終わった。
MF
14 福田湧矢 5.5(68分IN)
試合終盤は良い形を作ってシュートチャンスもあった。決めてチームを勝利に導きたかった。
MF
6 チュ・セジョン -(83分IN)
試合終盤に出場。相手のペースだったなかで、まず守備から入って徐々に前へのエネルギーを出していった。
MF
21 矢島慎也 -(83分IN)
右サイドハーフに入って試合終盤はゴールへ向かっていく時間を増やしたが、決定的なプレーはできず。
監督
宮本恒靖 6
コンディション的に難しい状況で迎えた再開初戦。守備陣が我慢強く守って勝点1を掴み取る。