G大阪が練習再開、感染防止策施し10日大分戦へ

新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生してチーム活動を休止していたガンバ大阪は7日、大阪・吹田市内で全体練習を再開させた。

陽性判定を受けた6人(選手5人、スタッフ1人)以外のメンバーで、完全非公開で実施。今季ホーム開幕戦となる10日の大分トリニータ戦(パナスタ)へ再スタートを切った。

待望の全体練習再開だった。この日午前、練習場に集まった選手らは、5日ぶりにチーム練習を行った。この間、計6人の陽性者が出て、3日アウェー名古屋グランパス戦、6日ホーム鹿島アントラーズ戦が相次いで中止となった。

Jリーグでは3例目となるクラスター発生で、2~3週間の活動休止も予想された。だが、大阪府や地元の吹田保健所などと連携を深め、さらなる感染防止策を施した上で再出発の日を迎えた。

この日の練習では、クラブハウス内のロッカールームを2カ所に分け、練習前のストレッチは屋外で実施した。スタッフは練習中もマスク着用で臨み、練習後はクラブハウス内の浴槽は使わず、シャワーのみで対応した。3密にならないように細心の注意を施したという。

10日の大分戦へは、この日を含めてわずか3日間の準備となる。5選手が離脱してチーム編成に影響を及ぼすのは明白だが、G大阪はクラブ全体で困難に打ち勝つつもりだ。

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