J1関西勢の注目は…G大阪には大物助っ人、C大阪は若手DFに期待

サッカーの明治安田生命J1リーグが26日に開幕する。昨季2位のG大阪と同4位のC大阪は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)と二兎(にと)を追うタイトな日程。同14位の神戸は再びACL出場権を獲得するのが目標だ。史上最多の20チームで競い、4チームが自動降格する過酷なシーズンを戦い抜くには…。関西に本拠を置く3チームのキーマンを挙げた。

【G大阪】得点力向上を

4季目の指揮を執る宮本監督の下、チームは攻撃的な4-3-3のシステムに取り組んでいる。昨季の好成績の要因となった粘り強い守備を生かしつつ、得点力を向上させるのが狙い。鍵を握るのが新加入のブラジル人FW、レアンドロペレイラだ。昨季はJ1広島でプレーし、リーグ3位の15ゴールをマーク。190センチと長身で、「フィニッシュの精度の高さとヘディングが長所」と話す。

新型コロナ感染拡大防止策として課されている入国後の隔離の影響で、チームへの合流は遅れたが、20日の富士ゼロックス・スーパーカップでは、同じく新加入のチアゴアウベスとともに途中出場。昨季のG大阪ではあまり見られなかった迫力ある攻撃を披露した。宇佐美、パトリックら既存のFW陣との融合も課題だが、「G大阪に移籍したのは、タイトルを取りたい気持ちが強かったから。昨季よりも多くゴールしたい」と頼もしい。言葉通り、優勝請負人となれるか。

【C大阪】守備の質保つ

8季ぶりに復帰したクルピ新監督は「常に前に攻撃的に戦う姿を見せたい」と強調する。前任のロティーナ監督が築いた手堅いサッカーからの思い切った転換を図る中で、重要なのは組織的な守備の質を落とさないことだ。2019、20年と、リーグ戦全34試合に出場したクロアチア人DF、マテイヨニッチが抜けた穴は大きく、センターバックでコンビを組んできた瀬古にかかる比重は大きくなる。

昨季、ベストヤングプレーヤー賞とYBCルヴァン・カップのニューヒーロー賞をダブル受賞した20歳は「昨年まではゾーンで守っていたが、今年は前からプレスをかける形」と変更点を説明。その上で「より攻撃的で楽しいチームになる。自分がやらなきゃいけない」。自覚は十分だ。

【神戸】ACLの手応え

昨季のACLで右太ももを負傷した大黒柱のイニエスタが開幕に間に合わない中、複数ポジションをこなせる郷家の注目度が高まっている。青森山田高から18年に神戸入り。サイドハーフやサイドバックなどを器用にこなしてきた。そんな中、4強入りしたACLでは、守備的MFで活躍。「居場所を見つけられた」ときっかけをつかんだ。

目指すのは「ゴールに迫るプレーを心がけ、決定的なパスを出せる選手」。背番号も27から7に変わった今季は、一気にブレークする気配が漂う。「自信を持って開幕に臨みたい」と郷家。キャンプで位置取りや攻守の切り替えを徹底してきた三浦監督は「コンセプトの選手への落とし込みはできている」と力を込める。ACLの手応えを今季に生かしたい。

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