G大阪宮本監督「トライ」川崎F相手に新布陣披露も
Jリーグの今季幕開けを告げる20日の富士ゼロックス・スーパーカップで、昨季J1王者の川崎フロンターレと同2位ガンバ大阪が対戦する。
両軍は19日、オンラインで合同記者会見を実施。昨季は天皇杯決勝を含めて公式戦3戦全敗だった川崎Fに、G大阪宮本恒靖監督は「自分たちが新しくトライしていることを出し、川崎Fの強さを消すことも意識したい」とリベンジを誓った。
昨季は堅守の代名詞になった4-4-2が基本布陣だったが、今季は得点力不足解消へ4-3-3などの新システムに挑戦。「まだまだ道半ばだが、見せられるようにしたい」と、お披露目の可能性がある。
新加入の韓国代表MFチュ・セジョンはアンカーで先発が濃厚。昨季は広島で15得点のFWレアンドロ・ペレイラや、鳥栖で3得点のFWチアゴ・アウベスの両ブラジル人にも、指揮官は「試合ができる状態になりつつある」と途中からのデビューを示唆した。
この試合で6年ぶり3度目の優勝を遂げ、今月末のJ1開幕につなげたい。