【G大阪】「もっとやらなければいけない」。宮本恒靖監督、創立30周年にタイトル奪取誓う!

ガンバ大阪は18日、2021年シーズンをスタートさせた。入国後に自主隔離中の外国籍選手を除く、全員が参加して初練習を行ない、その後にオンラインでキックオフイベント(新体制発表)を実施。クラブ創立30周年となるメモリアルイヤー、宮本恒靖監督はタイトル奪取を誓った。

攻撃的な選手をリクエスト

J1で2位。天皇杯は準優勝。2020年シーズンは、両コンペティションともにタイトル争いをしながら、無冠に終わった。クラブ創設30周年となる2021年は、あと一歩で届かなかった優勝が大きな目標になる。

宮本監督も、「去年は(J1と天皇杯で)2位になりましたが、もっとやらなければと思っています」と意気込みを語った。

そのために重視しているのが、攻撃面のブラッシュアップだ。指揮官は「昨年の守備のベースを生かしながら、もっと攻撃をしたい。去年はダイレクトにゴールを目指すサッカーを強調した部分がありました。今年は自分たちからボールを動かして、得点につなげていきたい」と語る。

J1、天皇杯ともに頂点に立った川崎フロンターレは、攻撃に特長のあるチーム。こと得点力という点では、直接対決でも差を見せつけられることになった。攻撃面の『改善』はG大阪が30周年のメモリアルイヤーに結果を出すための大きなカギと言えるだろう。そのことを指揮官も強く意識している。

この日のキックオフイベントで新加入選手として紹介されたのは、MFチュ・セジョンとDF佐藤瑶大の2人だけだったが、宮本監督は「攻撃的な選手をリクエストしている」と話し、現在も交渉中の選手がいることを示唆した。新シーズンはACLに出場することもあり、FW一美和成ら期限付き移籍からの復帰選手はいるものの、選手層の拡充が必須であるのは明らか。さらに陣容を整えるために、交渉を続けていくとしている。

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