プロ12人内定の明治大を東海大がジャイキリ!8強は7チームが関東勢に
大学サッカー特例大会『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』の2回戦が9日に終了した。
プロ内定12人を擁する明治大(関東2)が散った。相手の神奈川県リーグ所属の東海大(関東9)は、9月のアミノバイタルカップの1回戦でも苦杯をなめていたが、1点リードの後半38分にFKの流れからDF佐藤颯人(4年=東海大相模高)に押し込まれて同点に追い付かれてしまう。
延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入したが、先攻の明大は一人目のMF住永翔(4年=青森山田高/長野内定)が大きく枠上に失敗。明大3人目DF蓮川壮大(4年=FC東京U-18/FC東京内定)のPKは、“PK要員”として投入されていたGK佐藤史騎(1年=青森山田高)に完璧に止められてしまった。
一方の東海大は全員が成功。4人目のFW武井成豪(4年=東海大高輪台高)が決めたところで勝敗がついた。
順天堂大(関東6)は四国学院大(四国1)を相手に2度の先行を許したが、後半アディショナルタイムにCKからDF小林夏生(1年=横浜FMユース)が起死回生に同点弾を決める。こちらもPK戦にまでもつれ込むが、GK佐藤久弥(4年=東京Vユース)が2本をストップ。苦しみながらも8強へと勝ち上がった。
桐蔭横浜大(関東4)は関西学院大(関西5)を延長戦の末に3-2で競り落とした。得点はすべてセットプレーからで、高さのあるDF中野就斗(2年=桐生一高)、DF遠藤凌(4年=浦和ユース/新潟内定)、FW寺沼星文(2年=FCトリプレッタユース)が特長を出して得点した。関学大はガンバ大阪に入団内定を決めるFW山見大登(3年=大阪学院大高)が2得点と意地をみせたが、一歩及ばなかった。
この日結果で、8強進出チームが決定。7チームが関東代表、他地域の勝ち残りは関西代表の甲南大のみとなっている。
▽2回戦結果
順天堂大 2-2(PK4-2) 四国学院大
[順]小林里駆(30分)、小林夏生(90分+1)
[四]久保田蓮(2分)、岡田大介(49分)
関西学院大 2-3(延長) 桐蔭横浜大
[関]山見大登2(70分、117分)
[桐]中野就斗(60分)、遠藤凌(100分)、寺沼星文(110分)
日本大 2-1 福岡大
[日]山崎舜介(73分)、東憲也(80分)
[福]大川智己(26分)
明治大 1-1(PK2-4) 東海大
[明]小柏剛(28分)
[東]佐藤颯人(83分)
▽準々決勝
(10日)
法政大 12:00 流通経済大
早稲田大 12:00 甲南大
(11日)
順天堂大 12:00 桐蔭横浜大
日本大 12:00 東海大