天皇杯決勝で一番の見どころ? 川崎とG大阪を支える2人のブラジル人Jリーガーに海外注目
川崎DFジェジエウ、G大阪FWパトリックの活躍にブラジルメディアも熱視線「天皇杯決勝に導いた」
今年度の天皇杯決勝カードは川崎フロンターレとガンバ大阪に決定した。J1リーグの上位2チーム同士の対決となったなか、海外メディアは決勝進出に貢献した川崎DFジェジエウとG大阪FWパトリックの両ブラジル人Jリーガーにスポットライトを当てている。
2季ぶりにJ1王者に輝いた川崎は、2位のG大阪に勝ち点18ポイントを離す圧倒的な強さを誇示した。リーグ第29節での直接対決では、川崎がG大阪を5-0で粉砕し、4試合を残して史上最速優勝を達成。一方、天皇杯準決勝では川崎がブラウブリッツ秋田を、G大阪が徳島ヴォルティスをそれぞれ2-0で撃破し、決勝に駒を進めている。
そんななか、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、川崎とG大阪の決勝進出に貢献した2人のブラジル人Jリーガーに注目。「ブラジル国内だろうと、地球の反対側だろうと、今季の成功を祝う選手がいる。そのなかに、日本の王者川崎のジェジエウがいる。今週開催する天皇杯決勝を確約させた」と、川崎の不動のセンターバック(CB)となったジェジエウに脚光を当てている。
また、同メディアの別記事では「パトリックの素晴らしいパフォーマンスが、G大阪を天皇杯決勝に導いた」と見出しを打ち、徳島戦で1ゴール1アシストを記録したパトリックの躍動を称えている。ジェジエウとパトリックは今季の両チームにおけるキープレーヤーとなったが、天皇杯決勝でのマッチアップに母国メディアも熱視線を送っているようだ。