ガンバ大阪が徳島ヴォルティスを下して決勝へ。元日に川崎フロンターレと激突【天皇杯】
【ガンバ大阪 2-0 徳島ヴォルティス 天皇杯準決勝】
天皇杯準決勝のガンバ大阪対徳島ヴォルティス戦が27日に行われ、2-0の勝利を収めたG大阪が決勝進出を果たした。
変則的な大会方式となった今季の天皇杯、J1で2位となったG大阪はこの準決勝から登場。J2で優勝を飾った徳島は準々決勝から出場し、Honda FCを破って準決勝へ進んできた。
前半は徳島も格上の相手に対して持ち味を発揮し、お互いにチャンスを生み出す。徳島は小西雄大のミドルシュート、G大阪は渡邉千真のシュートなどでお互い枠を捉えたが先制点は奪えず、前半を0-0で折り返した。
後半開始から8分、先手を取ることに成功したのはG大阪。小野瀬康介からのクロスに倉田秋がファーポストで合わせてシュートを放ち、GKが弾いたボールからゴール前での混戦に。最後はパトリックのシュートがDFの股間を抜いてゴールに転がり込んだ。
負傷からの復帰となる宇佐美貴史の投入などでさらに攻撃を活性化させたG大阪は、82分に追加点を奪う。相手陣内でのボール奪取から、交代で出場した直後の福田湧矢がパトリックのスルーパスを受けて右サイドに抜け出し、GKの頭上を抜くシュートをゴール左へ突き刺した。
そのまま2-0で勝利したG大阪は5年ぶりの天皇杯決勝進出。元日決戦でJ1王者の川崎フロンターレと激突する。
【得点者】
53分 1-0 パトリック(G大阪)
82分 2-0 福田湧矢(G大阪)