J1柏のFW呉屋大翔（26）が、3戦連発でエースの座を脅かす。次節9日はホームで古巣ガンバ大阪を迎え撃つ。現在公式戦2試合連続ゴールと、乗りに乗っている背番号19は「ゴールを獲って（古巣戦を）迎えられるのは、これ以上ない。点獲りたいですね」と力を込めた。

関学大を経て、G大阪でプロのキャリアをスタートした。昨季はレンタル先の長崎でJ2日本人最多の22ゴールを挙げ、昨オフに柏へ完全移籍。2月のルヴァン杯G大阪戦は出場できなかっただけに「ガンバとは初めての対戦。特別なクラブなので、勝ちたい気持ちが1番」と闘志を燃やす。

アウェー2連戦となった2日のルヴァン杯C大阪戦、前節5日の清水戦と先発出場。ともに貴重な先制ゴールからチームを連勝に導き、計画休養で欠場したFWオルンガの穴を埋める活躍をみせた。現在14得点で得点ランクトップを走るエースとの競争が、自身の成長につながっているという呉屋は「ミカ（オルンガ）にも危機感を与えられればチームの競争意識も上がり、順位も上がる。出し続けるのが大事かな」。し烈なサバイバルを制し、エースの座を脅かす。

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