G大阪逆転Vが厳しく、宇佐美「責任は感じている」
<明治安田生命J1:G大阪1-3東京>◇29日◇第13節◇パナスタ
ガンバ大阪が痛恨の負けで8位に後退した。かつてG大阪を3冠に導いた、長谷川監督率いる東京にホームで1-3の完敗。FW宇佐美は「この結果に全選手がどう責任を感じているか。ネガティブじゃなく、しっかり受け止めないと」と話した。
前々節浦和戦の3失点も全部ミスが絡んだが、この日も流れは同じ。1失点目はDF昌子の縦パスが相手に渡り、DF三浦の対応も弱かった。2失点目はDFキム・ヨングォンのハンドでPKを奪われ、3失点目はDF藤春のパスミスから速攻を浴びた。
前半43分に宇佐美が一時は同点となる今季3点目を挙げた。ペナルティーエリア外から右足を振り抜くミドル弾に「あそこで足が振れれば、いいシュートを打つ自信ある。仲間の作り(得点機の演出)がよかった」と、MF井手口、FWアデミウソンの速いパス回しに感謝した。
一方で「(ミスで)負けるべくして負けた。自信を失ってるとは思わないが(失点を)くつがえすだけの得点を取れない責任は感じている」と宇佐美。ホーム2連敗。首位川崎Fとは勝ち点15差に開き、逆転Vが厳しくなってきた。