【J1プレビュー】G大阪―FC東京「ホームの圧倒的勝率」でガンバ有利
J1リーグ第13節 ガンバ大阪―FC東京
8月29日(土)|19:00 パナソニックスタジアム吹田
大阪VS東京の東西激戦は、ホームチームが圧倒的勝率を誇るカードだ。G大阪目線でいえば、ホームで13勝4分3敗。アウェイでは3勝5分13敗。圧倒的にホーム有利で、通算は16勝9分16敗とまったくの五分。
データに従えばG大阪有利なうえ、今回は日程的にもG大阪に分がある。G大阪は1週間ぶりの試合だが、FC東京は水曜日にリーグ戦が入っており、中2日の連戦が続いている。しかも、FC東京はアウェイに遠征しなければならないのだ。
FC東京は逆境を跳ね返せるのか、G大阪は地の利を生かせるのか!?
■ガンバ大阪
7位 勝ち点20 6勝3敗2分 得点16、失点13、得失点3
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
△A鹿島 1-1
●H浦和 1-3
○A湘南 2-1
○H横浜C 2-1
△A大分 1-1
【通算対戦成績】
通算 41試合・16勝9分16負
ホーム 20試合・13勝4分 3負
アウェイ 21試合・ 3勝5分13負
【直近対戦成績】
2019年 9月 8日 ルヴァン準々決勝(2) A1●2
2019年 9月 4日 ルヴァン準々決勝(1) H1○0
2019年 7月 7日 J1第18節 A1●3
2019年 5月 4日 J1第10節 H0△0
2018年 8月10日 J1第21節 H2○1
【今節のみどころ】
FC東京の長谷川健太監督はG大阪を率いていたこともあって、“長谷川ガンバ”を知る選手からは「健太さんに負けたくない」との言葉も出たように、モチベーションは高い。また、前節の鹿島戦でロングボールを多用した不本意な戦い方を強いられたことから、改めてガンバの戦い方をしたいという意識も強まったようだ。
FC東京は前線がプレスをかけてくるため、それをうまくいなしてボールをつなげるか、そして、スピードが特徴である前線の選手へのパスの供給元を封じ込められるかが、カギとなる。
■FC東京
4位 勝ち点22 6勝3敗4分 得点22、失点17、得失点差5
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
●H鹿島 1-2
○H湘南 3-0
△A広島 3-3
○H名古屋 1-0
△AC大阪 0-0
【通算対戦成績】
通算 41試合・16勝9分16負
ホーム 21試合・13勝5分 3負
アウェイ 20試合・ 3勝4分13負
【直近対戦成績】
2019年 9月 8日 ルヴァン準々決勝(2) H2○1
2019年 9月 4日 ルヴァン準々決勝(1) A0●1
2019年 7月 7日 J1第18節 H3○1
2019年 5月 4日 J1第10節 A0△0
2018年 8月10日 J1第21節 A1●2
【今節のみどころ】
FC東京はACLの日程確保のため、さらなる過密日程を強いられている。そのため、今節は中2日で、アウェイに乗り込むことになる。そのため、前節・鹿島戦ではディエゴ・オリベイラや永井謙佑を途中出場で温存するなど、先を見越したシフトとなった。ただ、それが裏目に出たこともあり、鹿島に1-2の逆転負け。そこから切り替える必要がある。
その鹿島戦にフル出場したものの、腕を気にする素振りを見せていたGK林彰洋がが気がかりか。また、ここまで右サイドバックは“2人の中村”がローテーションを見せてきたが、中村拓海がアシストを決めるなどアグレッシブにプレーしたこともあり、連続先発する可能性もある。アンカーは高萩を予想したが、別の選手が入る可能性もある。