宮本監督、東京戦「健太さんの意識ないが選手は…」

ガンバ大阪の宮本恒靖監督(43)が28日、29日のFC東京戦(パナスタ)へ向けたオンライン取材に応じた。この日は午前中に大阪・吹田市内で調整した。

G大阪はここまで11試合で勝ち点20の7位で、東京は13試合で同22の4位。首位川崎フロンターレも13試合で同32。試合数はG大阪が少ないために、今後の展開次第で逆転の可能性は生まれてくる。

「まだ(全体の)流れは見えないが、夏場の連戦で我々は連勝をしていかないと追いつかない。しっかり勝ちきれるようにしたい。より失点も減らしていかないといけない」。残り23試合で連勝の必要性を強調。今季は既に4連勝を飾るなど攻守ともに安定してきたが、ここ2試合は1分け1敗と停滞していた。

シーズンの約3分の1が終了し、ここまでの優勝争いや試合展開について、指揮官は「いろんな見解はあるが、川崎Fの攻撃力。この序盤戦はうまく選手を起用して得点につなげていた。名古屋に関しても手堅く調子を上げてきている。他のチームも交代枠5人制が影響している」と分析。

今季はJ2への降格もなく、どのクラブも若手の思いきった投入が目立つことに言及。G大阪も例外ではなく、前節23日鹿島アントラーズ戦では、今季初めてMF遠藤保仁(40)がベンチを外れるなど、思い切ったメンバー選びになっている。

かつてG大阪を指揮していた長谷川健太監督率いる東京へは、宮本監督は「どの試合ももちろん大事だし、健太さんだからという意識はない。でも選手からは(その意識は)感じる。前線に強烈な力を持ったFWを生かし、得点に磨きをかけている」と、現在5得点のFWディエゴ・オリヴェイラらを警戒。敵地大阪への移動がともなう東京は中2日、G大阪は中5日の試合になり、逆転Vへ負けられない試合になる。

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