【J1プレビュー】鹿島―G大阪|内田と昌子の“因縁ラストマッチ”の結末
J1リーグ第12節 鹿島アントラーズ―ガンバ大阪
8月23日(日)|19:00 県立カシマサッカースタジアム
突如発表された元日本代表DF内田の引退。そのラストマッチがこの試合だ。
チケットは発売後、即完売。日本中から視線を集めることとなる。
内田が先発する可能性は決して高くないが、後半途中から最後のプレイを見せてくれることとなりそう。
対するG大阪は、情けに押されて白星を譲りたくないところ。
元鹿島の昌子にとっては、初めての古巣戦となるが、実は、内田の“ラストマッチ”に先発するのはこれが2度目。内田が日本代表のラストマッチに出た際、昌子は日本代表のデビュー戦で先発していた。
「兄貴分」と語る内田への想いを秘め、この因縁ラストマッチを戦い抜く。
■鹿島アントラーズ
12位 勝ち点11 3勝6敗2分 得点15、失点17、得失点差-2
【直近5試合結果】
●A横浜FC 0-1
△H神戸 2-2
○A清水 3-2
○H鳥栖 2-0
●H川崎 2-3
【通算対戦成績】
通算 68試合・34勝13分21負
ホーム 34試合・18勝 6分10負
アウェイ 34試合・16勝 7分11負
【直近対戦成績】
2019年 8月23日 J1第24節 H2△2
2019年 6月 1日 J1第14節 A1△1
2018年 7月28日 J1第18節 A1△1
2018年 3月 3日 J1第 2節 H1○0
2017年 9月23日 J1第27節 H2○1
【今節のみどころ】
どんな戦術か、どんなスタメンなのか、それはこの試合においては関係ない。鹿島が誇るレジェンド内田の引退試合を、何が何でも勝ちで飾る必要がある。
残念ながら、今年ほとんど試合に出ていない内田だが、ザーゴ監督は起用を示唆している。先発か途中出場かは定かではないが、どんな形であれ、功労者に気持ちよくプレーをさせるべく、チームが一丸となる。
■ガンバ大阪
6位 勝ち点19 6勝3敗1分 得点15、失点12、得失点差3
【直近5試合結果】
●H浦和 1-3
○A湘南 2-1
○H横浜FC 2-1
△A大分 1-1
●H川崎 0-1
【通算対戦成績】
通算 68試合・21勝13分34負
ホーム 34試合・11勝 7分16負
アウェイ 34試合・10勝 6分18負
【直近対戦成績】
2019年 8月23日 J1第24節 A2△2
2019年 6月 1日 J1第14節 H1△1
2018年 7月28日 J1第18節 H1△1
2018年 3月 3日 J1第 2節 A0●1
2017年 9月23日 J1第27節 A1●2
【今節のみどころ】
内田のラストマッチというニュースに飲み込まれた感のあるG大阪だが、前節の負けを払拭すべく準備を重ねている。浦和を相手に3失点してしまったが、その失点はいずれもイージーなミスからであり、むしろ1点しか取れなかった得点の調整に時間を割いてきた。
本調子ではない鹿島を相手に、複数得点したい。
また、DF昌子としては、初の古巣戦で、内田のラストマッチ。気合十分で挑むはず。
なお、前節メンバーから外れていたDFキム・ヨングォンが戦列復帰する予定だ。