17歳FW唐山翔自の2ゴールで“ヤングガンバ”が湘南に勝利
[8.12 ルヴァン杯グループD第3節 湘南1-2G大阪 BMWス]
ルヴァン杯は12日、グループリーグ第3節を行い、ガンバ大阪が湘南ベルマーレを2-1で下した。トップチームデビューとなった飛び級昇格の17歳FW唐山翔自が前半2ゴールを挙げた。
G大阪はすでにルヴァン杯敗退が決定しており、宮本恒靖監督は若手を積極起用。DFタビナス・ジェファーソン、MF奥野耕平、MF川崎修平、FW高木大輔、唐山がルヴァン初出場初先発を飾った。
すると、J最年少ハット記録を保持する期待の17歳が均衡を破った。前半12分、MF山本悠樹が左後方からのFKでペナルティエリア内にクロスを送ると、ゴール前でバウンドしたボールに唐山が反応。ファーサイドからヘッドで叩き込み、先制に成功した。
その2分後に湘南もセットプレーの流れからチャンスを生かす。前半14分、CKを蹴り込み、大橋が打点の高いヘディングシュート。これはGKにセーブされたが、こぼれ球に反応したFW山田直輝がオーバーヘッド気味に合わせ、1-1に追いついた。
唐山は次のチャンスも確実に仕留めた。前半39分、山本から縦パスを受けたMF奥野耕平が前線にスルーパス。FW高木大輔が左から鋭いクロスを送ると、唐山が左足で押し込んだ。湘南は後半反撃に出たがチャンスを生かせず、1-2で敗れ、グループリーグ敗退となった。