【G大阪】湘南戦は戦力発掘の場に。FW高木、17歳FW唐山らにチャンスか

G大阪の宮本恒靖監督(43)が12日のルヴァン杯・湘南戦(BMWス)に向け、これまでトップチームでの出場機会が少なかった選手たちのアピールを求めた。11日、大阪府吹田市内での前日練習後に取材に応じた指揮官は、すでに1次リーグ敗退が決まった中で迎える湘南戦に向け「消化試合ではなく、いろんなものを見せてほしい試合。モチベーション高くやってくれると思う」と話した。

リーグ戦では現在2位と、例年は苦手とする序盤戦で好調を維持。DF昌子ら負傷者も戻り、戦力が整いつつあるが、宮本監督は「今後、まだまだ連戦がある中で、どういった選手が戦力になるか見極める機会になる」。今季、ここまでトップチームでの出場がないFW高木は「目に見える結果を残さなければいけない。点を取る、アシストする。あとチームのためにハードワークすることも持ち味。どこのポジションでも、準備ができていることをみせないといけない」と意気込んだ。

またこの試合では、今季G大阪U―23で4ゴールを挙げている17歳FW唐山ら若手にチャンスが与えられる可能性もある。宮本監督は、ジュニアユース時代にも指導していた唐山について「点を取る、というところに特化して、自分を磨いている。ただ枝葉というか、必要なものも同時に身に着けていかないといけない。試合に関わるプレー回数は増えてきている。そこでボールロストをしない、というのはいいFWの条件。今、順調に成長がみられるので、これを続けてほしい」と期待。チーム状況も見つつ、トップチームでデビューさせるタイミングを見極める考えを明かした。

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