G大阪・遠藤 歴史的偉業達成も変わらず淡々「いつも通りいい試合をしたいと」

「明治安田生命J1、G大阪1-2C大阪」(4日、パナソニックスタジアム吹田)

G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)がスタメン出場し、元日本代表GK楢崎正剛氏(44=現名古屋クラブスペシャルフェロー)を超えてJ1最多の通算632試合出場を達成した。試合は2点のリードを奪ったアウェーのC大阪が逃げ切り、G大阪は遠藤のメモリアルマッチを勝利で飾ることができなかった。

試合後、記録について問われた遠藤は「ピッチに入る時はいつも通りいい試合をしたいという気持ちでした。(チームメイトが記念の)Tシャツを着てくれてうれしかったですね」と普段と変わらず淡々と答えた。

4カ月ぶりの公式戦でスタメンで中盤の底に陣取り、後半9分にMF井手口と交代するまでプレー。「ゲームの感覚は普段のシーズン中とは変わらなかったですけど、無観客でいろいろと難しい部分があった。試合のテンポが上がらないことなど」と、ホームでの大歓声のない大阪ダービーについて答える。

G大阪は、ホームでのリーグ戦大阪ダービーでは03年7月(万博)を最後に、C大阪に勝ち点3を与えていなかったが、初の無観客でのダービーで17年ぶりの屈辱となった。

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