「大阪ダービー」前に両指揮官が意気込み、宮本監督「思う存分プレーを」

4日のJ1再開初戦で対戦するG大阪の宮本監督とC大阪のロティーナ監督、両チームの主力選手が3日、それぞれオンラインで取材に応じた。異例のリモートマッチ(無観客試合)で行われる「大阪ダービー」に向け、宮本監督は「いつも満員のダービーが無観客なのは不思議な感じだが、選手にはピッチで思う存分プレーしてほしい」と期待を口にし、C大阪の清武は「選手や監督の声がよく聞こえる。どんなダービーになるか正直、想像できない」と思いをめぐらせた。

今季は、2月に行われた開幕戦でともに白星発進。新型コロナウイルスの影響で一時、活動を休止したが、練習再開のタイミングもほぼ同じだった。

両チームの印象については、C大阪のロティーナ監督が「G大阪のクオリティーを表すには、(2月の)第1節で昨季王者の横浜Mに勝った、ということで十分」と独特の言い回しで警戒感を表すと、G大阪のGK東口は「C大阪は失点が少ない。そこをこじ開けていくのは難しい。ただ、ダービーなので何が起こるか分からない」と話した。

試合間隔が短い強行日程が続く中、交代枠が3人から5人に増えたことも、勝敗の鍵を握りそうだ。「しっかりシミュレーションしている」と宮本監督。ロティーナ監督は「得をするチーム、損をするチームはないが、3人のときよりシステムや戦い方のバリエーションが増える。重要なのは目の前の試合」とダービーに注力する姿勢を示した。

試合はG大阪のホーム、パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)で午後6時キックオフ。

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