G大阪U-23が開幕接戦制す!ユース出身2選手の躍動…17歳FW唐山2発、19歳FW川崎が再逆転弾
[6.28 J3第1節 讃岐 2-3 G大23 ピカスタ]
J3第1節が28日に開催された。ガンバ大阪U-23は敵地でカマタマーレ讃岐と対戦し、3-2で勝利。今季からトップチーム昇格を果たした17歳FW唐山翔自が2得点、同じくトップ昇格した19歳FW川崎修平が1得点を挙げた。
G大阪ユース出身で現在高校3年生の唐山は今季からトップチームに昇格。しかし昨夏には2種登録でJリーグデビューを果たしている。G大阪U-23での2019年7月28日のJ3第18節・長野戦(1-2)でデビューを飾り、初得点。8月4日の第19節・八戸戦(2-2)で先発入りすると、2ゴールを挙げた。さらに9月1日のの第21節・福島戦(6-0)ではハットトリックを達成し、16歳345日でのハットトリックJリーグ最年少記録を樹立。昨季はJ3で8得点を挙げた。
同じく今季昇格を果たした川崎も昨季に2種登録でJリーグデビュー済み。G大阪U-23で臨んだ11月4日の第29節・相模原戦(○3-2)でJ初得点をマークし、その翌試合にもゴールを決めている。
唐山は今季開幕戦で先発メンバー入りを果たすと、前半20分、左CKからファーサイドに流れたボールを頭で合わせて先制に成功する。しかし後半19分、20分と讃岐に決められて逆転を許してしまう。
しかしG大阪U-23は後半30分に再び追いつく。MF市丸瑞希が左サイドから右足でインスイングのクロスを上げると、ゴール前に嗅覚鋭く走り込んだ唐山がワンタッチ。唐山は開幕戦での2ゴール目で試合を振り出しに戻した。
さらにG大阪U-23は後半35分、川崎が中盤でボールを持つと、急加速のドリブル突破。相手2選手を置き去りにして、PA手前から放った右足シュートをゴール右隅に突き刺した。
そのまま試合は終了し、G大阪U-23が再逆転の3-2で白星発進。唐山は試合後のインタビューに答えており、「コロナでサッカーができない中で、もどかしい気持ちがあったんですけど、改めてサッカーが楽しいと思ったし、嬉しいです」と喜びを語る。先制のヘディングは「あんまりヘディング得意じゃないんですけど、自分でもびっくりしました」と振り返りつつ、「ここで結果を出し続けて勝つことがトップチームへの近道。毎試合、点が取れるようにがんばりたい」と意気込みを語った。