【ナビスコ杯】G大阪・二川今季初ゴールも…名古屋とドロー  スポーツ報知 9月3日(木)0時10分配信

◆ナビスコ杯 ▽準々決勝第1戦 G大阪1―1名古屋(2日・万博記念競技場)

前年覇者のG大阪は、ホームで名古屋と1―1で引き分けた。前半6分、MF二川の今季公式戦初得点となる右足弾で先制。だが、追加点が奪えず、後半に追 いつかれた。長谷川健太監督(49)は「アウェーゴールを与えて勝ち切れなかった。まだまだ」と厳しい第一声だったが、「出場した選手は最後までよく戦っ た」と手応えも得た。

FW宇佐美、DF丹羽、米倉、GK東口を日本代表合宿で欠き、疲労のみえるMF遠藤、DF藤春、FWパトリックは出場回避。MF倉田もケガで一時離脱 し、直近公式戦のJ1湘南戦(8月30日・万博)から先発10人を入れ替えた布陣だった。唯一連続出場となったMF今野も従来のボランチではなく左SBで 出場。そんな中で先発したDF平尾、MF井手口の10代コンビが、果敢にシュートを2本ずつ放つなど存在感を見せた。

右SBの平尾はこの日がJデビュー戦。プロ1年目の19歳は「攻撃ではクロスを上げられたし、スピードは通用すると思った。次の出場チャンスに備えた い」と充実した表情。指揮官は「きょう休んだ選手はフレッシュになる。アウェーで勝って次のラウンドに進みたい」と中3日での第2戦(6日・パロ瑞穂)を 見すえた。

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