G大阪宮本監督が再始動に喜び「日常が戻ってきた」

ガンバ大阪は25日、大阪・吹田市内で再始動し、宮本恒靖監督(43)が取材対応を行った。新型コロナウイルスの影響でチームは活動休止を余儀なくされたが、3月27日以来約2カ月ぶりにグループ練習で活動を再開させた。報道陣を含めて完全非公開だった。

練習後にオンラインで取材に応じた宮本監督は「完璧ではないにしろ、我々の日常が戻ってきた。芝生の上に立ち、選手と同じ時間を共有できたことに、うれしく思った」と素直に喜びを表した。

密集、密接、密閉を避けるために、約10選手ずつの3グループに分けられ、時間別に練習を行った。首脳陣も選手との会話は最低限にとどめ、あいさつと同時に行う握手も禁止した。

契約メーカーから支給されたネックウオーマーをマスクの代用にした宮本監督は、できるだけ口元を隠して、選手の練習を見守った。

当面はグループ練習を続け、全体練習に移行していく。6月下旬か7月上旬のJリーグ再開へは、指揮官は「ウズウズしていた選手が最初に飛ばしぎないよう、段階を上げていきたい。今までプレーできなかった思いを込めて、勝利を目指していきたい」と静かに闘志を燃やした。

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