Ｇ大阪の新人ＤＦ平尾壮（１９）が、２日のナビスコ杯準々決勝・名古屋との第１戦（万博）で、プロ初先発する可能性が高まった。

１日は大阪・万博練習場で非公開で最終調整。チームは日本代表に４選手が招集されており、右サイドバック（ＳＢ）のＤＦ米倉の代役には、平尾が入る模様だ。

長谷川健太監督（４９）は「（最初の）３０分でテンパらないように頑張って欲しい」と口を滑らせた後に「あっ、これを言ったら（先発が）分かってしまうな」と苦笑いした。

平尾は今季、ユースから昇格した生え抜き。千載一遇のチャンスを目の前にして「試合に出たら持ち味を出せるようにしたい。１人でもドリブルでかわして、シュートまで持って行く。球際や（上下の）アップダウンでも、いいところを見せられるようにしたい」と鼻息が荒かった。

ＳＢは、オ・ジェソクが腸炎のため欠場濃厚。ナビスコ杯２連覇へ、新人平尾にかかる期待は大きい。