G大阪が初代王者 MF小野瀬が劇的V弾 関西4チーム参加のeスポーツ

関西のJクラブ4チームが参加する「Jリーグ eSports ONLINE」(毎日放送主催)の最終節2試合が16日、行われ、G大阪DF三浦弦太(25)と京都DF飯田貴敬(25)の対戦は3-2でG大阪が勝利し、2勝1分けの勝ち点7で初代王者に輝いた。京都は2勝1敗の勝ち点6で2位。神戸FW田中順也(32)とC大阪FW中島元彦(21)の対戦は7-1でC大阪が圧勝。C大阪が3位、神戸は最下位となった。

優勝には勝利が絶対条件だったG大阪は前半35分に先制を許した。後半に入ってFW宇佐美の2得点で逆転に成功したが、DFの連係ミスから京都FW宮吉に決められ同点に追い付かれた。京都の優勝が濃厚となった後半41分、ドリブルで持ち込んだMF小野瀬が劇的な決勝ゴールを決めてG大阪が勝利を飾った。

三浦は「最高の試合展開で勝ち切れた。先制された時は『やっちまった』と思ったが、タイトルが懸かっているのでどうしても負けたくなかった。積極的な攻撃が実を結んだ」と試合を振り返った。通算7得点の宇佐美はC大阪FW都倉と並んで得点王のタイトルを獲得。三浦は「お世話になっている先輩なので得点王をプレゼントしたかった」と笑みを浮かべた。リーグ再開の見通しは立っていないが「ゲームの中でもタイトルはうれしい。いい弾みになった」と大会を総括した。

終了間際の失点で優勝を逃した飯田は「悔しいですね。2-2になって(ボール)キープして終わろうかなと思ったけど、最後攻めちゃってカウンターを食らった」とうなだれた。

大会の模様はMBSテレビ「YUBIWAZA」で6月11、18日に深夜1時59分から放送される。

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