右足首痛から復帰へ、G大阪DF昌子が紅白戦初出場

右足首痛からの復帰を目指すG大阪DF昌子源(27)が9日、非公開で行われた大阪府吹田市内での練習で、2月の加入後初となる紅白戦に出場した。昨年9月以来となるフルピッチで約20分間プレーし「足首は気にはならなかった。でも無理をしないように、考えながらやらせてもらっていました」と話した。

まだコンディションは100パーセントとは言えないが、さっそく声で周囲を動かすプレーは披露。「まだ(宮本)監督のやりたいサッカーを100%理解しているわけじゃないから、ハイプレスの時にこれ、いかせていいんかな、と迷うところもあった。そこは監督ともディスカッションできた」と戦術理解を高めるために、積極的にコミュニケーションを図ったことを明かした。

チームメートからはプレスのタイミングなどの指示に加え、味方のプレーを積極的にほめるなど、チームの雰囲気を変える“声”に対して好意的な意見が聞かれた。「グラウンドで話すシーンは意図的にやっている部分もある。おれがガンガン言っていたら、周りもおれも言おう、となるかもしれない。そういう雰囲気にチームがなれば、プラスだと思う」。11日には非公開での練習試合で、G大阪加入後初の対外試合も予定。日本屈指の実力を誇るセンターバックは、着々と復帰へ向けて前進している。

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