G大阪・遠藤保仁が歴代最多タイのJ1通算631試合出場 中村俊輔も祝福?「だって、あいつ海外行ってないから」
◇23日 明治安田生命J1第1節 横浜M1-2G大阪(日産)
G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)が2-1で勝った横浜Mとの開幕戦にフル出場し、偉大な記録に肩を並べた。2018年シーズン限りで引退した元日本代表GK楢崎正剛(43)=元名古屋=が持つ631試合のJ1最多出場記録に並んだのだ。
試合後、報道陣から祝福された遠藤は「非常にうれしく思う」と素直に喜んだ。日の丸を背負って一緒に戦ったほか、プロとしてのキャリアをスタートさせた横浜フリューゲルス(1998年シーズン限りで横浜Mに吸収合併)でも同僚だった楢崎さんに追いつき、「先輩である正剛さんの記録に並ぶことができて光栄に思う」と話した。
この日プレーした日産スタジアムはルーキーだった98年3月21日の横浜M戦でデビューを遂げたピッチでもある。「巡り合わせがいいのか運がいいのかわからないですけど、勝利で飾れたのでよかった」とホッとした表情をのぞかせた。昨季には公式戦通算1000試合出場も達成している鉄人は、「(これからも)若い選手に負けないようにしたい」とさらなる充実を誓った。
▽横浜FC・中村俊輔(遠藤のJ1最多出場タイ記録に)「だって、あいつ海外に行ってないから(笑い)。おめでとうございます。コンディション、メンタル、技術を含めヤットにしか持ってないものを自分で築き上げた。いい選手だと思う」