「自分たちの判断でオフサイドと決めてしまった」横浜FM松原、ミス絡みの2失点を反省
[2.23 J1第1節 横浜FM1-2G大阪 日産ス]
まさかの黒星スタートとなった昨季王者だが、選手たちは冷静に受け止めていた。DF松原健は「押し込めている時間帯に点を取れなかった」と指摘。MF扇原貴宏は「前半の入り方。ゼロックスもそうだけど、試合の入りを間違えなければ、90分の中で自ずと自分たちの流れになる」と課題を挙げた。
前半6分の先制点はビルドアップのミスから。松原は「自分たちがつなぐところでちょっと慌てた」と振り返り、GKからのロングボール1本で裏を取られた前半34分の2失点目についても「自分たちの判断でオフサイドと決めてしまった」と対応を反省した。
王者として戦う新シーズン。ACLは開幕連勝スタートを切ったものの、国内リーグでは相手も研究、対策を練ってくる。「必要以上に(ロングボールを)左に蹴ってくるイメージはあった。そこは策があったのかなと思う」と相手の印象を語った松原。5バック気味に守る相手を攻めあぐねたが、「相手は引いてブロックをつくってきたけど、得点シーンは狭い中でもつないで、理想的な形で点が取れた。全部攻め切れなかったわけではない」と強調した。
扇原も「やり方を変えるつもりはないし、自分たちのサッカーに自信を持っている」と力説。大事な開幕戦とはいえ、長いリーグ戦はまだ34分の1が終わっただけ。課題は真摯に受け止め、ブレることなく連覇を目指していく。