G大阪・昌子、2位以下は一緒「優勝あるのみ」

フランス1部トゥールーズからJ1G大阪へ移籍した元日本代表DF昌子源(27)が5日、大阪・吹田市内で会見を行った。

「ガンバ大阪に帰ってくることになりました。中学校のときにお世話になり、敵としてライバルとして戦い、戻ってくることができて感謝しています。優勝の手助けになるというより、自分が引っ張っていくつもりで。それを実行したい」

兵庫・神戸市出身でG大阪の下部組織にいた経験もあり、鳥取・米子北高から鹿島入り。2018年W杯ロシア大会では日本代表の主力として16強入りに貢献した。19年1月に加入したトゥールーズでは、今季は足首のけがなどで出番が激減した。

現在もリハビリ中だが「開幕を目指すのはサッカー選手として当然。再発が怖いので、自分の体なんで相談しながら」。慎重に状態を見極め、1日も早い復活を目指す構えだ。「鹿島でお世話になった方々には電話させてもらいました」と古巣の先輩である小笠原満男(40)らに移籍の相談をし、背中を押してもらったという。

ただ、これからは“鹿島愛”は心の底に封印する。「鹿島、鹿島というと鹿島にも失礼。これからはガンバのために、体を投げ出すだけだと思う。優勝する雰囲気を僕発信からでも。雰囲気作りが必要だと思いました。結局は優勝したチームと、してないチームという分かれ方になるので。2位以下は一緒だと思っていますし。優勝あるのみ」と力強かった。

昨季はリーグで7位に終わったG大阪。守備の要、そして新たなチームリーダーとして期待が高まる。

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