「アジアＣＬ・準々決勝　全北－Ｇ大阪」（２６日、全州）

Ｇ大阪は０８年にアジアを制して以来の４強入りを懸け、現在Ｋリーグ首位の全北との一戦に臨む。第２戦（９月１６日、万博）との総合で結果は決まるが、 アウェーでいかに多くの点を取れるかが第２戦の戦いにかかわる。宇佐美は「アウェーだからこそ点を取りたい」と意欲的だ。

喜びも力に変える。宇佐美は前日２４日に蘭夫人の妊娠を発表。「何か心境に変わることはないけど」としつつ、こう続けた。「普段応援してくださる皆さん の耳に届いたのは昨日だと思うので、いい結果が出せればいいな」。今季ＡＣＬ４得点中３点を韓国勢から奪っているエースが“お得意様”から代表を含め７試 合ぶりのゴールを奪う。

長谷川健太監督は「最後まで粘り強く、勝負強く戦ってくる相手。最後の最後まで、集中力を切らさずに戦うこと」と、試合のポイントを挙げた。

宇佐美も「Ｊとは違う印象を持っているけど、自分のプレーができれば結果は出せると思う」ときっぱり。「ここぞで決めてきた」と持っている男を自負するエースが自らのゴールでアジア４強に王手をかける。