G大阪7位、浦和退団森脇は出番なし/浦-G最終節

<明治安田生命J1:浦和2-3G大阪>◇最終節◇7日◇埼玉

ガンバ大阪が敵地で浦和レッズに快勝し、9位から7位に順位を上げて今季を締めくくった。浦和は14位で終えた。

先制はアウェーのG大阪だった。前半9分、速攻を仕掛けてFWアデミウソンが右サイドで運び、DFを引きつけて中央へラストパス。走り込んだFW宇佐美が右足を合わせ、柔らかいシュートをゴール右上に決めた。前半はG大阪の1点リードで折り返した。

勝利で残留を飾りたい浦和も意地を見せる。後半17分、ゴール右で得た直接FKを主将のMF柏木が沈めた。左足でゴール右上へ。元日本代表GK東口の右手に触られながらも、押し込んだ。FW興梠が父善二郎さんの逝去で急きょ欠場した中、喪章マークを右腕、キャプテンマークを左上に巻いた柏木が思いを込めて追いついた。

しかし、2分後にG大阪があっさり勝ち越した。19分。左CKをDF三浦がヘディング。味方のアデミウソンの前に飛んだが、このブラジル人助っ人が冷静にトラップから反転。ゴール左隅へ左足で決めた。再びG大阪がリードを奪い、埼玉スタジアムがトーンダウンした。

さらにG大阪がたたみ掛ける。43分にMF福田がダメを押した。浦和も45分に途中出場のFWファブリシオが1点を返したが、失点が多すぎた。G大阪が勝ち点3を獲得した。浦和は、今季限りで退団するDF森脇の出番もなく敗れた。

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