井手口、1年6カ月ぶりの代表復帰 悔しさをバネに「見返したろ」

W杯アジア2次予選のキルギス戦に勝利した日本代表は16日、成田空港着の航空機で帰国し、親善試合ベネズエラ戦に向けて大阪府内で練習を開始した。この合宿から合流したMF井手口陽介(23=G大阪)は、約1年6カ月ぶりの代表復帰。W杯ロシア大会のメンバーから落選した悔しさをバネに「見返す」ことを誓った。

代表に帰ってきた井手口は、ガムシャラにボールを追った。ベネズエラ戦に向け、始まった国内合宿。この日から合流したボランチは、全体メニューで精力的にダッシュを繰り返し「(監督が)森保さんになって、初めて呼んでもらった。ゼロからのスタートだと思うんで、アピールしていきたい」と抱負を語った。

18年5月30日の親善試合ガーナ戦以来となる代表。その翌日にW杯ロシア大会に向けたメンバー発表で落選し、バックアップメンバーとなった。ケガにも苦しみ、今年8月に欧州挑戦を断念しG大阪へと復帰。徐々に試合勘を取り戻して、再び代表に名を連ねた。

味わってきた悔しさは胸に秘めている。「“絶対、見返したろ”という気持ちでいた。ケガも含めて。ああいう経験があって良かったと言ってもらえるように、結果を出したい」。17年8月のW杯アジア最終予選オーストラリア戦でゴールを奪い、日本のW杯出場に貢献した23歳が、地元大阪から再び名乗りを上げる。

リンク元

Share Button