【G大阪】脳しんとう、頬骨骨折の倉田が練習に合流「ほんまによかった」

10月19日の川崎戦(パナスタ)で同点ゴール直後に相手選手と接触し、脳しんとうと左頬骨骨折を負ったG大阪MF倉田秋(30)が6日、大阪・吹田市内で全体練習に合流した。接触プレーが伴う練習は避けたが、フェイスガードをつけて約2時間汗を流した。まだ眼球内などに出血は残っているが「もう大丈夫。脳には出血もなかったし、ほんまによかった」と元気な表情をみせた。

川崎DF登里と接触してピッチ上で一時意識を失い、チームを救った貴重な同点ゴールの記憶もないまま、気が付いた時には救急車の中だったという。数日間は脳しんとうの症状に苦しみ、さらに骨折の影響もあって「食事もかみ切らないとあかんものが食えなかった。リゾットみたいな、流し込めるものしか。肉とかは小さく切ってもらったりしていた」という。現在は痛みはほとんどない状態まで回復した。

登里からはかつてG大阪でプレーした川崎MF阿部を介し、すぐに電話で謝罪を受けたという。「サッカーをやっている以上あること。しゃあない。まったく気にしていない」。復帰時期の目標は定めず、慎重にピッチに戻るタイミングを見定める。

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