【G大阪】宇佐美負傷交代で攻撃陣不発…3年ぶりファイナル逃す

◆ルヴァン杯準決勝第2戦 札幌1-0G大阪(13日・札幌ドーム)

準優勝した16年以来の決勝進出を目指したG大阪は、元日本代表FW宇佐美貴史(27)の負傷交代が響いて完封負け。2試合の合計スコアは2―2となり、アウェーゴール差で敗退が決まった。

公式戦2試合連続で得点中だった宇佐美は前半33分、左太もも裏の違和感を訴え、自らピッチの外へ。攻撃陣は後半14分に元日本代表MF井手口のスルーパスに反応したFWアデミウソンが決定機を外すなど、シュート16本を放ちながら無得点に終わった。9日の第1戦を2―1で勝利し、引き分けでもファイナル進出が決まる状況だったが、後半31分にカウンターから痛恨の失点。MF倉田は「守備陣に申し訳ない」と肩を落とした。

宇佐美の状態について、宮本恒靖監督(42)は「それほど重傷ではない」と説明。早い時間帯で交代枠の1枚を使わざるを得なくなったことには「貴史の存在がずっと試合の中であれば違った展開もあったかもしれない」と振り返った。苦戦が続くリーグ戦は現在12位。J2との入れ替え戦に回る16位との勝ち点差はわずか3とあって、倉田は「厳しい状況にいるので、集中して切り替えて、残留を決めたい」と前を向いた。

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