「ビルバオ戦のクボを見たけど…」G大阪のスサエタが語る久保建英の印象。リーガで対戦した乾貴士はどう評価した?

「PKを獲得したプレーは見事」
9月9日にガンバ大阪に電撃加入したのがマルケル・スサエタだ。『サッカーダイジェスト』では、この元スペイン代表MFの単独インタビューを実施。そのなかで、スペインでプレーする日本人選手についても語っている。

スサエタの出身地でもあるエイバルでプレーし、アスレティック・ビルバオ時代に何度も対戦した乾貴士については、「ラ・リーガで長く結果を残している素晴らしい選手だ。エイバルを離れた昨シーズンは苦しんだみたいだけど……」と評し、こう続けた。

「クオリティーが高く、決定的な仕事ができる。彼のおかげで(エイバルが)勝った試合は何度もあったはずだ」

また、マジョルカでプレーしている久保建英については、「生でプレーを見たことはないけど、もちろん知っている」と前置きしてうえで、古巣A・ビルバオ戦(ラ・リーガ4節)をチェックした時に抱いた印象を教えてくれた。

「ビルバオとの試合を日本で観戦していたけど、PKを獲得したプレーは、見事だったね。打開力に優れていて、スピードもあるから、世界のどのリーグに行っても活躍できると思うよ」

また、その久保をはじめ、サラゴサの香川真司やウエスカの岡崎慎司も新天地を求めるなど、スペインでプレーする日本人選手が増えている点について訊くと、まだ3試合ながらJリーグでプレーした経験も踏まえて、こう持論を述べた。

「日本の選手は総じて技術が高く、スピードもある。慣れることさえできれば、どのリーグでも通用すると思う」

インタビュー中に、何度もチームメイトやJリーグのクオリティーの高さを強調していたスサエタ。朴訥としたその話しぶりから、リップサービスには感じられなかった。

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