【J1展望】G大阪×鳥栖|勝点1差の残留争い直接対決。4バック回帰のガンバで鍵を握るのは…

G大阪――鍵を握るのは完全復活間近の井手口。“裏天王山”は積極的な戦いを。
J1リーグ26節
ガンバ大阪 - サガン鳥栖
9月14日(土)/19:00/パナソニックスタジアム吹田

ガンバ大阪
今季成績(25節終了時):14位 勝点28 6勝10分9敗 32得点・38失点

【最新チーム事情】
●元スペイン代表MFスサエタがチームに合流。鳥栖戦でデビューする可能性も。
●ルヴァンカップではFC東京に競り勝ち2年ぶりの準決勝進出。
●ルヴァンカップからは原点回帰の4バックシステムを採用。
●菅沼がルヴァンカップのFC東京戦で負傷。長期離脱となれば痛恨。

【担当記者の視点】
負ければJ2降格圏に転落する可能性もある。リーグ6試合白星がないなか、鍵を握るのは井手口だ。

アンカー役を置くシステムでは輝けなかったが、ダブルボランチを置くシステムに戻した瞬間、元々持っている豊富な運動量とボール奪取能力が解き放たれた。チーム全体に躍動感をもたらせる井手口が、どれだけピッチで顔を出し続けられるかは勝敗を分けそうだ。

ここ数試合は負けない戦い方や相手の出方を見る戦術が目についた。だが裏天王山では自分たちから主導権を握りに行く積極性に期待したい。

鳥栖――7戦連続失点中。不用意な失点は避けたいが…
J1リーグ26節
ガンバ大阪 - サガン鳥栖
9月14日(土)/19:00/パナソニックスタジアム吹田

サガン鳥栖
今季成績(25節終了時):16位 勝点27  8勝3分14敗 23得点・41失点

【最新チーム事情】
●攻撃陣が好調。
●7試合連続で喫している失点をいかにして止めるか。
●U-18日本代表スペイン遠征帰りの松岡の出場は?

【担当記者の視点】
前節の仙台戦で、終盤立て続けに2ゴールを挙げたFW金崎だが、今節もその勢いに期待したい。彼の活躍もあり、仙台戦は逆転勝ちで順位を16位とした。

直近の5試合を4勝1敗とし、一時期の不調を脱したかのように見える。しかし、リーグ戦7試合連続で失点を喫していることも事実。逆転する力は持っているが、今節の相手は勝点差1で追うG大阪なだけに、不用意な失点は避けたい。一方で相手は10試合連続得点中と要注意だ。U-18代表の海外遠征から帰国したMF松岡ら若手の活躍にも期待したい。

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