【G大阪】2戦連続ロスタイム失点でドロー…パナスタ最多動員も、サポーターは大ブーイング

◆明治安田生命J1リーグ第23節 G大阪1―1磐田(18日・パナスタ)

G大阪は2試合連続の後半ロスタイム失点で、最下位・磐田を相手に引き分けた。1点リードの後半ロスタイム。相手のパワープレーで生まれたゴール前の混戦で、韓国代表DF金が磐田FW中山を倒してPKを献上。これを決められ、4試合連続のドローで終了。前節の広島戦に続いてロスタイムに追いつかれ、試合後のスタジアムには大ブーイングが鳴り響いた。

14日の天皇杯3回戦で法大に敗れ、スタンドにはサポーターから「俺達は戦う。共に闘い勝利で覚悟を示せ」との横断幕が掲げられたこの試合。前半15分、磐田FWルキアンが2枚目の警告を受けて退場した。一人多い中で前半44分、MF小野瀬のクロス気味のキックがそのままゴールに吸い込まれて先制。しかし後半36分にはFW宇佐美が、エリア内からフリーでシュートを放ちながらも、クロスバーに当ててしまい仕留めきれず。ロスタイムの同点劇を招き、宇佐美は「FWの責任。蹴りこむだけでよかったのに、枠に飛ばせなかった」と2点目を取れなかったことを嘆いた。

一方、DF三浦は「最後に甘さがある。大丈夫だろうという空気があった」と表情に怒りをにじませた。試合終盤、パワープレーを仕掛ける磐田に対し前線からのプレスがなく、簡単にクロスを放り込まれた。攻め切れず、守り切れず、勝ち切れない試合が続くG大阪。順位は13位のままだが、J2との入れ替え戦となる16位・鳥栖とは勝ち点差わずか3と迫られた。

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