開始15分の退場も、磐田が土壇場PK弾で追いついてドロー…G大阪はまたも終了間際に失点

G大阪は4試合連続のドローに…
明治安田生命J1リーグ第23節が18日に行われ、ガンバ大阪とジュビロ磐田による残留争うライバルの直接対決が行われた。

G大阪は遠藤保仁、倉田秋、宇佐美貴史、パトリックといった強力攻撃陣がスタメンに。井手口陽介、アデミウソンはベンチスタートとなった。一方、ジュビロ磐田は小林稔コーチが代行監督としてベンチに座る。スタメンには田口泰士、上原力也、山田大記が入り、新加入のファビオがスタメン入りした。古巣対戦となった今野泰幸はベンチスタートに。

磐田が積極的な入りでシュートチャンスを作るなど好機を生み出すが、15分にアクシデント。FWルキアンがファウルの笛の後にボールを蹴ってしまい、2枚目のイエローカードで退場。早い時間から数的不利を強いられてしまう。

直後のパトリックのヘディングシュートはGKカミンスキーが好守でしのぐが、前半終了間際に試合が動く。小野瀬康介のクロス性のボールがそのままゴールへと吸い込まれ、G大阪が先制に成功する。

後半に入っても、G大阪ペースは変わらず。磐田は数的不利を素早い切り替えでなんとか対応しつつ、58分にはアダイウトンを投入し、反撃の一手を打つ。

相手のミスから徐々に敵陣にも踏み込めるようになった磐田は、78分には荒木大吾も投入して勝負に出る。80分には右サイドからG大阪が完全に崩し、宇佐美が至近距離からフリーで右足を振り抜くが、バーに嫌われる。

終盤にかけては磐田がリスクを冒して攻勢をかけると、ラストプレーでついに実る。ロングボールから中山仁斗に収まるとペナルティーエリアで三浦弦太に倒され、PKを獲得。これを自ら沈め、磐田が土壇場で追いつく。試合はそのまま終了し、1-1で勝点1を分け合うこととなった。G大阪はリーグ戦では4試合連続のドロー、加えて3試合続けて終盤に追いつかれる形での引き分けとなっている。

■試合結果
G大阪 1-1 磐田
■得点者
G大阪:小野瀬(44分)
磐田:中山(90+5分)

リンク元

Share Button