“ただいま弾”のパトリック、宇佐美と黄金コンビ再結成…14年三冠の再現に自信「いけると思う」

ガンバ大阪に頼れる男が帰ってきた。ヴィッセル神戸戦で復帰後いきなり先発入りを果たしたFWパトリックは53分、チーム2点目を決めると、ピッチに頭をつけて感情をあらわにした。

「やっぱりチームに帰ってきて、勝つためにゴールが欲しかった」

2014年に加入したG大阪では、夏の加入ながら9ゴールをマークし、チームの国内三冠に大きく貢献。15年には天皇杯連覇を手繰り寄せる貴重な勝ち越し弾を決めるなど、一時代を築いた。順風満帆だったが、16年に全治8カ月の大ケガを負うと、17年途中にG大阪を退団。その後、サンフレッチェ広島に加入すると昨季は完全復活を遂げて20ゴールをマークしていた。

そして今夏、主力流出に喘いでいたG大阪への復帰を決断。パトリックはG大阪への思いをこう語る。

「ガンバというのは自分にとってすごく思い出のあるチーム。タイトルも一緒に取ったし、自分の仲間がいるチーム。すごくガンバのことはリスペクトしている。そのユニフォームを自分が着て、それがプレッシャーで重いというふうには感じなかった。ガンバのユニフォームを着てプレーできたという喜びの方が大きかった」

同時期にG大阪復帰を果たした宇佐美貴史とは、“黄金コンビ”として14年の国内三冠時にゴールを量産。神戸戦では久しぶりのコンビ再結成となったが、「(宇佐美は)やはり、前にプレーしていたときよりも経験を積んで、さらにプレーが円熟味を増した」と称賛。「ただ、今がマックスではないと思うので、自分たちのコンディションをもう少し上げていけばさらにパフォーマンスを上げられる」と自信を示した。

さらには、14年の再現は「いけると思う」とパトリック。「ただ、僕と宇佐美選手だけじゃなくて、アデミウソン選手、倉田選手もいて、他にもたくさんタレントが揃っているので、僕たちでさらに良いサッカーをやっていけると思いますし、もっともっと良いプレーを出せる」と目を光らせていた。

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