【J1展望】神戸×G大阪|気になるのは新助っ人の起用法…フェルマーレン、パトリックの出番は?名手遠藤の大記録にも注目

神戸――ウェリントンが弾き出される可能性も…
J1リーグ21節
ヴィッセル神戸―ガンバ大阪
8月2日(金)/19:00/ノエビアスタジアム神戸

ヴィッセル神戸
今季成績(20節終了時):15位 勝点21 6勝3分11敗 30得点・36失点

【最新チーム事情】
●アル・ナスルからレバノン代表DFジョアン・オマリを獲得。
●キム・スンギュが蔚山現代に移籍し、横浜から飯倉大樹が加入。
●バルセロナからベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが加入。
●ユース出身CBの小林が町田にレンタル移籍。

【担当記者の視点】
気になるのは5つある外国人枠の活用法だろう。イニエスタとビジャは固いとして、新加入のJ・オマリとフェルマーレンはポジションが被っていて、スタメンの予測が難しい。フェルマーレンは合流間もないものの、この新助っ人DFふたりを同時に使うのであれば、ビジャの相棒ウェリントンが弾き出される可能性もある。

G大阪の注意すべき点は、やはり超強力な攻撃陣だ。宇佐美、パトリックのコンビが加入し、アデミウソンと倉田も健在。さらに食野という若手まで台頭している。そうしたアタッカー陣に、テコ入れをした守備でどれだけ対応できるかは、ポイントになる。

とはいえ、新戦力を加えたからと言ってすぐに守備が安定するとは限らず、撃ち合いの展開になる予想もできる。そうなった場合、ここリーグ3試合で2ゴールとペースダウンが著しい攻撃陣の奮起が求められる。なんとか連敗を「3」で止めたいところだ。

G大阪――14年の3冠2トップが復帰、遠藤の偉業に華を添えられるか
J1リーグ21節
ヴィッセル神戸 - ガンバ大阪
8月2日(金)/19:00/ノエビアスタジアム神戸

ガンバ大阪
今季成績(20節終了時):11位 勝点24 6勝6分8敗 25得点・29失点

【最新チーム事情】
●J1通算1500得点まであと「1」、J1通算400勝まであと「2」。
●遠藤は公式戦1000試合出場まであと「1」。
●広島からFWパトリックを獲得。

【担当記者の視点】
パトリックが約2年ぶりに復帰し、宇佐美との“14年3冠コンビ”が復活した。宇佐美は対神戸で公式戦12得点。クラブがJ1通算400勝に王手を掛けているなか、日本復帰初戦となった名古屋戦に続く2試合連発に期待だ。

またこの試合には、もうひとつの偉業にも注目が集まる。98年のプロデビューから22年、遠藤にとっては公式戦1000試合出場となる。流れを変える戦術眼と技術は今も一線級。撃ち合い必至の一戦が予想され、イニエスタと遠藤のどちらがピッチを支配するのかも勝敗を左右しそうだ。

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