G大阪・黄義助、試合後に胴上げ「感謝の気持ちでいっぱい」

明治安田J1第19節第1日(13日、G大阪1-0清水、パナスタ)G大阪は清水に1-0で勝利。ホームでは6戦負けなしとし、順位も暫定11位に浮上した。この試合を最後にフランス1部ボルドーへの移籍が決定的なG大阪FW黄義助(26)は先発フル出場した試合後、サポーターあいさつした。

2トップの一角として先発した黄は前半17分に右からのクロスを収め、反転してペナルティーエリア右からシュートを放つもボールは枠の外。後半35分には左サイドでボールを受けてドリブルで仕掛けると、ゴール右に鋭いシュートを放つもポストに嫌われた。絶好機を逃した黄は両手で顔を覆った。

得点こそならなかったものの、チームは試合終了間際にMF矢島の劇的弾で勝利。試合後にはゴール裏から「ファンウィジョ、オーオー」のコールが鳴り響き、黄もその声に応えてゴール裏へ向かった。

記念撮影やハイタッチを終えると、残りの選手もピッチに集結。メインスタンドとゴール裏の角で改めて記念撮影、胴上げが行われた。黄は「ポストに当たった(後半35分の)シュートは自分でも入ったと思っただけに惜しい気持ちが強いが、勝ててよかった。韓国人選手にも関わらず、たくさん応援してくださったサポーターの方たちには感謝の気持ちでいっぱいです」と口にした。

さらに、チームに向けて「ガンバ大阪は常に上位争いをしていなければいけないチーム。これからもっと上でやってくれることを願っている」とエールを送り、スタジアムを後にした。

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