【J1採点&寸評】G大阪1-0湘南|劇的決勝弾の食野に最高点も、MOMは「もはや外せない戦力」となったアンカー
[J1リーグ16節]G大阪1-0湘南/6月22日(土)/パナスタ
【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5
前半に相手のスタミナを消耗させて、後半は一方的な展開に。指揮官のイメージを矢島が体現
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6.5
1度だけ危ない場面があったがトータルでは安定したセービング。FKも抜群の反応でストップ。
DF
5 三浦弦太 6.5
3バックの中央に位置して湘南FW山﨑と激しいエアバトル。カバーリングも的確だった。
19 キム・ヨングォン 6.5
さすが韓国代表というべき貫禄ある守備。目立ったプレーはなかったが、綻びも見せなかった。
27 高尾 瑠 6.5
試合をこなすごとに自信と落ち着きが出てきている。機を見た攻撃参加も武器になりつつある。
MF
6 田中達也 6
再三、右サイドをえぐってクロス。1本は合わせたかったが、それまでの動きは悪くなかった。
21 矢島慎也 7
前後半で2つのポジションをこなしたが、攻撃の起点であり続けた。もはや外せない戦力。
29 高江麗央 6(90分OUT)
豊富な運動量は縁の下の力持ち。あとは決定的なシーンを演出できれば、より脅威になる。
34 福田湧矢 5.5(HT OUT)
インサイドハーフで今季初出場。不慣れなポジションでプレーが粗くなってしまうシーンが散見。
FW
9 アデミウソン 5.5(73分OUT)
29分の決定機は決めて欲しかった。シュート精度は低く、チームを停滞させてしまった。
16 ファン・ウィジョ 5.5
湘南のDF陣に手を焼いて、ポジションが下がってしまった。得点欲しさかプレー判断も鈍い。
38 中村敬斗 6
大きな見せ場は作れなかったが、アタッキングサードでは仕掛ける意識を出し続けた。
交代出場
MF
7 遠藤保仁 6.5(HT IN)
アンカーの位置に入り、後半の攻勢を演出。パスを入れるタイミングや出しどころも極上
FW
40 食野亮太郎 7(73分IN)
試合終了間際に決勝点。強引すぎるプレーに映ってもシュートまで持っていく力は成長の証し
FW
39 渡邊千真 -(90分IN)
同点の場面で投入。ボールに触る機会は少なかったが、攻守で身体を張ろうとしていた
監督
宮本恒靖 6.5
90分トータルを考えてのマネジメント。後半に投入した遠藤と食野の交代2枚が勝利につながった
【チーム採点・寸評】
湘南 6
あと少しのところで勝点1を手にできたが……。前半のチャンスを決めていればと悔やまれる
【湘南|採点・寸評】
GK
1 秋元陽太 6
決定機の少ない試合で集中力は切らさなかったが、決勝点の場面はノーチャンスだった。
DF
13 山根視来 6
後半開始早々に絶妙なロングフィードで得点チャンスを演出。守備でも粘り強く対応した。
3 フレイレ 6.5
空中でも地上でも韓国代表FWファン・ウィジョをシャットアウト。3バックの中央で守備の重し役に。
8 大野和成 6
積極的な攻撃参加を披露。40分にはGKの正面を突いたが惜しい左足シュートも見せた。
MF
50 古林将太 5.5(59分OUT)
対峙する中村のドリブルに対して若干後手に回った。攻撃では良い抜け出しシーンもあった。
16 斉藤未月 6
対人の強さを発揮。8分には右サイドからの2人抜きでクロスを配給するなど攻守の要に
19 金子大毅 6
2試合連続スタメン。中盤のバランスを保ちつつ、ボールホルダーにも厳しくチェックした
23 小野田将人 5.5
両チーム初のシュートを放つなど入りは悪くなかったが裏のスペースを取られるシーンが目立った
FW
18 松田天馬 5.5(82分OUT)
今季初のシャドー起用。セットプレーでは精度の高いキックを見せたが後半は存在が消えた
11 山﨑凌吾 6
最前線で身体を張り続けた。49分には個人技からシュートを放つもネットは揺らせなかった
39 武富孝介 5.5(88分OUT)
山﨑の周囲で衛星的な動きをしていたが、三浦と高尾の守備網を打開することはできなかった
交代出場
MF
28 鈴木冬一 5(HT IN)
積極的な仕掛けをしようとする心意気は見えたが、若干空回り。勢いをもたらせなかった
MF
30 柴田壮介 5(82分IN)
失点の場面では食野のドリブルに着いていけず。J1デビュー戦はホロ苦い結果に終わった
FW
15 野田隆之介 -(88分IN)
後半終了間際から出場。1点を奪いにいく作戦だったはずだが、効果的なボールがなかった
監督
曺 貴裁 5
リーグ4連敗。メンバーの配置を入れ替え、期待の18歳をリーグ初出場させたが結果的に裏目に



